宴の後に

同人界最大の祭典、コミケ80も無事終了しました。
今回も色々な方のお話・創作物から刺激を受けることができ、参加した甲斐がありました。
これで超遅筆な執筆速度が上がるのでは、と目論んでいます。(苦笑)

さて。
神道・歴史系サークル「まさに外宮!」さんの作品を読んでいて思いついたのが下記の企画。

『タイラーの贈物』
宗教学に偉大な功績を遺した、エドワード・タイラーの『原始文化』が提唱したアニミズムを元に日本の信仰を探る。健全な内容だが、どう頑張っても若い人(高校生以下)に理解できる文章にするだけの筆力が無いので18歳以上推奨。
企画・割書き段階に入ったが、肝心の『原始文化』の訳本が手元に無い。原典に当たらずに著述するな、と大学では教えられてきたので適当に書くのは躊躇われる。今日現在、日本語訳版の古書は「スーパー源氏」にも「日本の古本屋」にも登録されていない。
企画倒れで終わるか、今後の古本屋の動向が注目される。
何か聞き覚えのある書名、元ネタは数学書の名著『オイラーの贈物』です。

あと、サークルの方と話していて思ったのが、専門図書館の紹介などは需要がありそうという事。
この辺りは、フライヤーで業界紙紹介兼短評と専門図書館紹介の執筆中(進捗:文章80%完了、仮組版中)だったのだが、A4両面刷りで全面ベタ文字を想定しても、とても収まらない。かといって冊子状にすると見本誌提出が必要になってくる場合があり、話をしていて需要の無さそうな業界紙系は削除の方向で調整中。それでも無理そうなら、小冊子で出す予定。

掲載図書館:国立国会図書館(東京本館・関西館)、天理大学付属図書館、名古屋大学付属図書館(の一部図書)、宗教情報リサーチセンター(略称RIRC、ラーク)、神宮文庫、大倉精神文化研究所付属図書館(未確定)。(順不同)
掲載基準:特に学術機関に所属が無い一般人でも無料ないし低価格で利用ができる図書館。


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