地震列島に生きる

とりあえずですが、無事です。人的にも物的にも。

この地域では最近地震が多いのでまたか、とその時は思った。ただ、揺れ方が非常にゆっくりとした揺れから急に強い揺れに変化したので、近辺の震源ではないと予想した。当初は楽天的に考えていた地震だったが、twitterのTLが地震の話題で埋め尽くされていく過程を見て、この地震が歴史に残る震災であることを知る。
客観的にも(神宮)大麻や朱印帳が落ちなかったので、こちらではそれほど加速度が加わっていないことを示している。

前住んでいた場所は将来確実に東海地震に襲われる三重県だったので、地域として非常に防災意識が高かった。
一例を挙げれば地震がない平常時でも、大きな店に行けば非常食や防災持出袋・減災グッツを売っていた。そんな地域で数年を過ごしたので、この地域に転居した際も鉄筋コンクリート造り、築年数の浅い建物に住んでいる。降雪がある地域なので、1階が駐車場の物件は朝の除雪をせずに済み魅力的なのだが、万が一を考えて選択肢から外していた。
あと、不謹慎という人もいるだろうが、災害では身元不明の遺体がどうしても出てしまう。佐野は山に登る機会や人が寄り付かない場所へ行く機会が普通の人より多いので、万が一を考えて金属製の識別票の常時携帯も考えている。

東北の方の人的被害はもちろん神社への地震被害も心配だが、上に情報を流す通信員の人も被災しているので、被害の把握には数ヶ月オーダーの相当な時間がかかると思われる。
一部の非公式情報では神社庁自体が被災し、移設して最低限の機能を保っているという情報もある。


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