電子自炊と代行業務の損益分岐点(自炊代行の場合)

昨日のエントリーの続き、初期投資の代行編である。

といっても、自炊代行はほとんど初期投資が不要である。精々、発送に使う梱包用品位だ。
最近はスキャナ搭載の複合プリンタが売れているので、表紙や帯は送らず、自宅でスキャンしpdfを編集して結合、というのも悪くない。

ここで終わってしまっては中身の無いエントリーとなるので、適当に思いついた事を書いてみる。
代行の単価はOCRとファイル名変更オプション込みで200円位とかなり安い。
よって、自炊を自分でやる場合との差において重要な役割を占めるのが、OCRやファイル名変更などオプションを付ける本の割合とスキャン依頼本の送料である。例えば、OCR+高解像度(600dpi~1200dpi)+ファイル名変更+スキャン済み書籍返送などというオプションを大量につけると一冊あたり800円程度まで上がる可能性がある。
佐野の蔵書の場合、絶版本や専門分野の本といったもう入手するチャンスが無い本が結構あるので、このようなオプションを付けざる得ない。さらに貴重本は裁断無しで、本にほとんどストレスがかからないオーバーヘッドスキャン(上向きスキャナ)も検討しているが、残念ながら法人向けばかりで、個人では相手にしてもらえない。


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