先日、新聞の勧誘が来た。
普通なら、それ自体は只の一事象として永遠の忘却の彼方に葬り去られる筈だったのだが、あまりに酷かったのでエントリーを作成した。
販売員:こんばんは、新聞読まないですか?
佐野:今のところ、不足していないので不要です。
販売員:試読も無料で出来るし、ここだけの話、○○(近所のスーパー)の商品券もつけるから。
佐野:商品券とか以前に、そちらの新聞の色が合わないので。
販売員:ちなみにとの社が好きなわけ?
佐野:○○新聞とかですけど…。独自の視点の記事も多いですし。
販売員:今時、記事で新聞を読んでいる人なんていないよ。現にA社とM社は提携しているし、共同配信をそのままという記事が多いよ。それに今時、大型ニュースはネットで配信するから、○○社だから読む、なんで人は珍しいよ。
佐野:そちらの業界も厳しく、提携しているのは知っています。それでも多少なりは色はありますし。
販売員:そういう風に読まれているのは結構だけど、○○新聞、シェア小さいでしょ。
佐野:他の人が読むから、読むという訳でもないと思いますがね、日経を除いて。頑張っている他社さんをアレコレ言うのは評価できないです。
販売員:ウチの所はシェアも大きく、地元のチラシも沢山入っているよ。
佐野:いや、別にチラシ目当てとかではないですから。というか、貴社の存在価値はチラシの質ですか。
販売員:……。
佐野:では、そういうことで。
実際はもう少し長かったような気もするが、色々酷かったので記憶のある限りではこの位。
言論の自由とかメディアの独立性について色々と考えさせられる一日だった。
なお、佐野自体はこの新聞社の新聞を取る予定が全くない訳ではない。
全紙面を電子化し、できれば全文検索機能ありで配信するのであれば、十分検討に値する。もちろん、電子化した余りの物理・人的コストを適正に値段に反映していれば、の限りだが。